誰にでも起こりうる出来事!性被害から子どもを守るために大切なこと
先日、宮崎市の商業施設で10代の女性が性被害に遭う痛ましい事件がありました。
YAHOO!ニュース→宮崎市の商業施設で面識ない10代女性に性的行為 不同意性交等の疑いで福岡県の男(23)を逮捕
被害者と加害者に面識はなく、刑事事件として取り扱われています。このようなニュースを見ると、単なる他人事とは思えません。
子どもを性被害から守るためにはどうすればよいのでしょうか。多くの保護者が抱える不安な気持ちを、私も母親としても性教育に携わるものとしてもよく耳にします。
まずは、子どもに「話しても良いこと」と伝えることが大切です。もし被害に遭ったら、あなた(保護者)に相談してほしいことを子どもは知っていますか?保護者でなくとも信頼できる大人に話そうと講座でも話しますが、その信頼できる大人が子どもの周りにちゃんといますか?
私は信頼できる人なのか、話せる親であるのかとちょっと自信がなくなります。ただ、被害者が誰にも打ち明けられないでいると、事態はさらに深刻になってしまいます。
そのためには日頃から、親子でオープンに性について話しても良い関係を作ることが重要です。「性被害に遭ったら直ぐに私に知らせてほしいな」と伝えるだけでなく、「もしそんなことがあったらどうするかちょっと一緒に考えてみない?」と具体的に話し合えると素敵ですね。
子どもの年齢や性格、取り巻く環境もさまざま、近くにいる家族だからこそわかる子どもの考え、気持ちを尊重して話しをしてみてください。そして、私が同じ歳の時も合わせて思い出してコミュニケーションをとりましょう。
私という大人の目線だけではなく、子どもたちにこのような会話をする時には中学生の時は親に言えなかったけど、今思えば可愛い恋に真剣だった自分という目線も忘れないようにしています。
また、性被害に遭った場合の対処法を話すきっかけにするのも良いと思います。警察や性犯罪被害相談窓口があること、連絡方法、医療機関での対応など、一緒に確認できるとお互い学びにもなり、話して良いことと伝わります。また、親にどうしても話せなかったとしても支援先へ繋がるというルートを増やすことができます。事が起きてからでは遅いかもしれません。
親子で話し合う際は、冷静に事実を伝え、責める口調や内容は避けましょう。被害者は無力さや自己嫌悪に陥りがちです。悪いのは加害者です。どんなあなたも大切です。
「1人でフラフラしてるとー」
「そんな服装してるとー」
どんなことも言い方一つで変わります。親からしたらしてほしくない行動、服装も内心あります。だからと言って、まぁ被害者も悪いとこあったかもねっと聞こえる伝え方は、子どもからのSOSを出しにくくしてしまう可能性を含むことも十分理解しましょう。
このような出来事は決して人ごとではありません。いつどこで起こるかわかりません。そのため、日頃から親子で様々なトピックについて話し合い、備えておく必要があります。
follg.では皆さまのお役に立てるよう、性教育に関する正しい知識の発信に努めます。一人で抱え込まず、気軽に相談してくださいね。
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